熊本県公立高校の入試の仕組みが分かりません…
熊本県公立高校の入試は、「前期選抜」「後期選抜」の2つに分かれています。
内申点は何年生から評価されますか?
熊本県では、中1~中3の内申点が評価されます。
【2022年】
熊本県公立高校入試日程
前期選抜
- 出願受付日
1月13日(木)~1月17日(月)
- 検査日
1月24日(月)
- 内定通知日
1月31日(月)
後期選抜
- 出願受付日
2月1日(火)~2月4日(金)
- 検査日
2月24日(木)・2月25日(金)
- 追検査日
3月14日(月)
- 合格発表日
3月7日(月)
熊本県
公立高校の入試内容
熊本県の入試内容はどのようになっているのですか?
学力検査
<1日目>
国語 | 50分 | 50点 |
理科 | 50分 | 50点 |
英語 | 50分 ※リスニングを含む | 50点 |
<2日目>
社会 | 50分 | 50点 |
数学 | 50分 | 50点 |
調査書(内申点)
内申書には、中1から中3までの9教科の成績が5段階で記入されます。
【中学1年の内申点】
- 9教科5段階の評定=45点
【中学2年の内申点】
- 9教科5段階の評定=45点
【中学3年の内申点】
- 9教科5段階の評定×2=90点
合計:45点+45点+90点=180点
後期選抜では、中1・中2は9教科の5段階評定でそれぞれ45点満点、中3は9教科の5段階評定を2倍にして90点満点、計180点満点となります。
面接 / 作文 / 実技
各高校・学科・コースの特色に応じて面接や作文、実技検査などを実施します。
熊本県
公立高校の選抜方法
熊本県の選抜方法は、前期選抜・後期選抜で異なっています。
前期選抜
前期選抜
- 前期選抜は、普通科のコース、専門学科、総合学科、スーパーグローカルハイスクール指定校のうち、高校が希望する学科・コースで実施します。
- 募集人員は、募集定員の50%以内の範囲で高校ごとに定めます。
- 高校・学科・コースごとに定める「重視する観点」を理解して志願することが条件となります。
- 学力検査は行わず、学校独自検査(面接・小論文・実技検査・実験・自己表現など)から各高校が実施し、内申書と検査の結果により合格者を決めます。
- 前期選抜で合格とならなかった場合、あらためて後期選抜に出願できます。
後期選抜
後期選抜
- 後期選抜は、全学科・コースで実施します。
- 募集人員は、募集定員から前期選抜などの合格者数をのぞいた人数です。
- 全員が5教科の学力検査を受けますが、数学と英語(リスニングテスト含む)については、選択問題A(標準的な問題)と選択問題B(発展的な問題)の2種類の学校選択問題から、各高校が指定します。A・Bどちらの問題を出題するかは、入試前は非公表で、2020年度は、17校が選択問題Bを出題しました。
- 面接・実技検査を行う高校・学科や、一部の学科・コースでは傾斜配点を行います。
- 選考はおもに学力検査の得点と内申書の評定で決まります。まず、学力検査点(5教科250点満点)と内申書の評定の合計点(県独自の方法で補正)の順位が、ともに募集人員以内にある者を対象に、第1選考として、その中から合格者を決定します。
- 第1選考での合格者数が募集人員に満たない場合は、各高校が選抜基準を定め、第1選考の合格者以外の者の中から残りの合格者を決定します。なお、前期選抜で合格内定した場合は、後期選抜は受検できません。
熊本県
公立高校入試の学区
コースを除く普通科は、県央・県北・県南の3つの通学区域(学区)に分かれ、住んでいる地域により受検できる高校が決められています。大津高校理数科と上天草高校普通科グローカル文理コースにも通学区域があります。普通科のコース、専門学科、総合学科、湧心館高校の普通科には学区がなく、県内全域から受検できます。コースを除く普通科、大津高校理数科、上天草高校普通科グローカル文理コースにおける通学区域外(学区外)の枠は募集人員の13%以内です。熊本市立高校(千原台、必由館)の学区は熊本市全域です。
詳しい入試情報は、熊本県のHPをチェックしてみてください!
▶ 熊本県HPはこちら