【インタビュー】敬愛大学

敬愛大学様にインタビューさせていただきました！

貴校の校風を教えてください

1966年に千葉市稲毛区の地に誕生した敬愛大学は、2016年に創立50周年を迎え、地域の伴走者として歩みを続けています。学生一人ひとりを敬愛し、きめ細かく丁寧に働きかけ、個々の可能性を引き出しながら、社会の発展に積極的に貢献できる人を育成しています。

また、母体となる千葉敬愛学園は、2026年に創立100周年を迎えます。千葉県で最も歴史と伝統のある学園の一つです。

建学の精神

建学の精神は「敬天愛人」です。明治維新の立役者西郷隆盛（南洲）が座右の銘としていた言葉です。“天”とは天地自然を司る道理を表し、“人”とは自己を含む人類全てを指すと同時に、人々によって築かれる生活や社会をも意味します。「道理を敬い、人とその営みを愛す」の信念に感銘を受けた創立者・長戸路政司は これを学園の基本精神とし、その志を伝えるために学園の名を「敬愛」としました。敬愛大学の名もこれに由来します。

学園の創立から約100年が経過し、グローバル化と高度情報化の進展により文化や価値観の流動化・多様化する社会となっていますが、「敬天愛人」の建学の精神は時代を超えて敬愛大学の教育を支えています。

募集要項などについて教えてください

総合型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜のポイントを紹介します。各ポイントを参考に、皆さんの得意なことを活かせる入試をお選びください。

4つの選抜の特色

出願時に学修計画書を提出していただきます。学修計画書は、いま思い描いている大学卒業後のビジョンを踏まえ、敬愛大学入学後にどのようなことを、どのように学びたいかまとめていただく書類です。2分程度で内容についてのプレゼンテーションを行ってください。

本学の指定する資格保有者は、小論文が免除され、小論文の評価は保有資格に応じてみなし評価されます。
※教育学部は実施しません。

当日の筆記試験は「国語」1 教科のみで受験できます。

ベストワン科目群の中で受験した科目のうち、最高得点の科目を採用します。最高得点での採用により、選考の可能性が広がります。

※詳しくは敬愛大学の入試・イベントサイトをご覧ください。

https://www.u-keiai.ac.jp/juken/

貴校の特徴を教えてください

多様化・複雑化する現代社会で活躍できる力が身につく大学です。「初年次教育・専門教育」「社会人基礎教育」「キャリア教育」の3つからなる大学独自の総合的学修カリキュラム「KEIAI スタンダード」と、3つの副専攻（※）「AI・データサイエンス」「エアポートNARITA地域産業学」「日本語教員養成課程」が特長です。4年間の学びで、社会人として活躍できる基礎力を育成します。

（※）副専攻：所属する学部学科のカリキュラムに加えてもう1つの専門分野を学ぶことができる制度。

2024年春、稲毛キャンパスに新教育棟が誕生！

稲毛キャンパスに新たな学びの拠点となる新教育棟が完成します。地上９階、地下１階の新教育棟は、学生の創造性を育み、地域交流の新たなランドマークとしても機能するよう設計されています。大空にたなびく白くやわらかな「雲」をモチーフにした外観は、町に溶け込みながら新鮮な感動を与えます。学生の交流をサポートする学生ホールやリニューアルした図書館、食堂等を備え、活気を生み出すことが期待されます。

就職内定率は9年連続97％超を達成。手厚い就職サポートが魅力

就職活動の本格化する3年生に向け、キャリアプランニングやキャリアカウンセリングなどのサポートが１年次から始まります。社会で求められる力の修得を支える「チバイチバン®」プログラムでは、少人数制クラスでのグループディスカッションを通して将来のビジョンを明確にし、そのために必要となる能力を確認していきます。

また、OB・OG企業との交流により具体的な就業イメージを高め、3年次には模擬就職活動（就活セミナー）で本番さながらの模擬面接を受けることができます。企業担当者から面接のアドバイスを受け、十分な準備をしてから就職活動に挑むことができます。就職サポートでは、学内最大のキャリアイベント「就職フェア」をはじめ、企業懇談会・学内選考会など、学生と企業との接点を多くすることでマッチングをサポートします。

貴校の教育方針などを教えてください

敬愛大学の教育は建学の精神「敬天愛人」を具現化する取り組みでもあります。様々な能力や考えを持っている学生一人ひとりの力をどうやって伸ばしていくかを考え、教育環境を整えています。敬愛大学の教育では、変化の激しい時代を生き抜くために必要な3つの柱を掲げています。4年間の学びを通じて、生きがいを持って力強く生きて行くための基盤を形成します。

1. 知識と教養
健全な倫理観と豊かな人間性を形成するための知識と教養をもった人材

2. 専門性に基づく思考力・判断力
社会における諸課題を発見・探求・解決し、社会の発展に貢献できる人材

3. 多様性の理解と協働性の実践
多様な人々とコミュニケーションし、協働できる人材

敬愛大学の学びのかたち

座学だけでなくアクティブ・ラーニングを積極的に取り入れています。また、キャンパスの外や海外にもフィールドを拡げ、新たな発見や視点を拓く方法を身につけます。学部学科では、それぞれの専門性に応じた知識・スキルを学び、実践の中で試します。ここで生まれた新たな課題を解決するために、さらに知識・スキルを磨きます。こうした試行錯誤を繰り返すことで、課題解決力を高めることができます。

「ちば」を知り、地域課題の解決に取り組む学び

千葉県の地域課題の解決に取り組み、未来のまちづくりの担い手となるための学びに力を入れています。学部学科の専門性と、ICTやAI・データサイエンスの知識・スキルを活かして、千葉県の産業、行政、教育などの現状と課題、その解決方法を専門的な視点から考えます。「千葉学」や「千葉県の産業と行政」「千葉の観光研究」「千葉学実習」などの科目では、地域研究・地域分析を学ぶことができます。得られた知識・スキルは、就職を目指す業界・企業をより深く考えることや、ビジネスの現場の課題解決に役立ちます。

学べる内容（3学部4学科）

【公共経済コース】【⾦融経済コース】【現代経済コース】

【企業経営コース】【商業・会計コース】【スポーツビジネスコース】【地域・起業コース】

⼊学時は学科を選ばず、1年次に経済学科と経営学科の基礎をしっかり学ぶことができます。2年次に2つの学科からどちらかを選択し、興味のあるコースで学びます。経済学部の学びは、社会の現象や企業・⾃治体の活動を研究の対象とするため、卒業後の進路選択は幅広く、様々な業界への就職に対応できることが特⻑です。

【英語コミュニケーションコース】【国際ビジネスコース】
【情報・データサイエンスコース】【観光マネジメントコース】

世界における⽇本を知り、SDGsをはじめとした国際社会の課題についての理解を深めます。国内外で多様な⽂化や価値観に触れる体験型学修を通じて、課題を発⾒し、解決する⼒を養う機会を豊富に設けています。国内外での⾃律的・能動的学びを通して、コミュニケーション能⼒や英語運⽤能⼒が⾼まります。また、AI・データサイエンスの知識修得を推奨しており、論理的な思考⼒と課題の発⾒・探究・解決に向けた実践⼒を養います。

⼩学校教員免許が取得できます。専門性を⾼める授業や実践的な体験を通じて、将来を担う⼦供たちとともに⽣き⽣きと学ぶ教員を育成します。建学の精神「敬天愛⼈」を実践し、⼦供の教育に真剣に取り組む⼈材を育てます。教員採⽤試験対策と⼩学校英語、ICT教育、SDGs教育に⼒を⼊れているほか、学校現場での体験活動を豊富に取り⼊れていることが特⻑です。

「3つの副専攻」で知識の幅が広がる

副専攻とは、所属する学部学科のカリキュラムに加えて、もう1つの専門分野を学ぶことができる制度です。希望があれば副専攻から学びたいものを選択することができます。

・これからの時代に必要とされるデータサイエンスの知識・スキルが身につく「ＡＩ・データサイエンス」※文部科学省が推進する数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度で「リテラシーレベル」と「応用基礎レベル」の2つの認定を受けたプログラムです。

・観光業界、ホテル、空港関連ビジネスで活躍できる知識・スキルが身につく「エアポートNARITA地域産業学」

・外国人学習者に日本語を教える知識・スキルが身につく「日本語教員養成課程」
の3つから選択できます。学科の学びにこれらをプラスすることで、4年間で修得できる知識の幅が拡がります。

最後に、生徒様・保護者様に向けてメッセージをお願いいたします！

敬愛大学は、地域に密着した小規模な大学です。少人数かつアットホームな環境で学びたい方には最適です。教職員との距離が近く、気軽に相談や質問がしやすい雰囲気です。就職サポートも手厚いので、まだやりたいことが見つからない、将来の夢をこれから探したい場合も安心です。高校でできなかったことを大学で実現したい方や、新しい学びや自分を発見したい方は、ぜひ入学をご検討ください。