スマートフォンの標準カメラで撮ってみたものの、「思ったほどきれいに撮れない」「もっと加工したい」「こんな機能があれば…」と感じていませんか。

カメラアプリには、操作がシンプルなものやセルフィーの加工が得意なもの、本格的な設定が可能なものなど、それぞれ得意分野があります。

この記事では、用途別に使いやすいカメラアプリを8つ厳選しました。あわせて、インストール前に確認しておきたいポイントも解説しています。自分に合ったアプリ選びの参考にしてください。

カメラアプリの種類

カメラアプリと一口にいっても、その種類はさまざまです。この記事では3種類に分けて紹介します。

難しい設定なしで簡単に撮りたい方には、操作がシンプルなアプリがおすすめです。機能が多くても画面がシンプルであれば、迷わずサッと撮影できます。シャッター音を出さずに撮れるものもあり、ペットの撮影やレストランでの撮影などにも向いています。

セルフィーを楽しみたい方には、肌補正やフィルター、顔バランスの調整などが充実した加工系アプリが向いています。自然な補正から別人のような加工まで、目的に応じて活用できます。エフェクトを使った変身加工も人気です。

風景や夜景をきれいに撮りたい方には、設定を細かく調整できるアプリが良いでしょう。夜景や星空、逆光の風景といった標準カメラでは難しいシーンでも、設定次第でぐっときれいに撮影できます。多くのアプリでオート撮影の設定も充実しており、初心者でも安心です。

当記事で紹介するアプリは以下のとおりです。

アプリ名タイプ・特徴対応OS広告有料機能
シンプルカメラシンプル・無音iOS / Androidありあり
StageCameraHDシンプル・無音iOSのみありあり
BeautyPlus加工・盛れるiOS / Androidありあり
SODA加工・ナチュラルiOS / Androidありあり
moru加工・国産iOS / Androidなしなし(完全無料)
Open Camera本格撮影Androidのみなしなし(完全無料)
夜撮カメラ夜景・夜空iOS / Androidありあり
Lightroom Mobile本格撮影・編集iOS / Androidなしあり

シンプルに撮れるカメラアプリ

まずは、直感的に使いやすいカメラアプリを2つ紹介します。いずれも無音撮影に対応しており、音が出しにくい場所での撮影にも活用できます。

シンプルカメラ

シンプルカメラは、iOS・Android両方で使える国産のマナーカメラアプリです。高機能ながらミニマルなデザインで、直感的に操作できます。

対応機種では48メガピクセルの高解像度撮影も可能で、手振れ補正やHEIC形式による容量節約など、実用的な機能を一通り備えています。QRコードや書籍のバーコードの読み取り機能も便利です。

基本機能は無料で利用できますが、すべての機能の解放には課金が必要です。また、無料版では広告が表示されます。

StageCameraHD

StageCameraHDは、iPhone/iPadで使える高画質マナーカメラアプリです。iOSの最新技術に対応しており、白飛びや黒つぶれを抑えるHDR撮影が可能です。手ぶれ補正や連続撮影、セルフタイマー、HEIF保存での画像サイズ低減といった機能も備えています。

無料版は広告1回視聴で5回撮影でき、最大20回まで回数を貯められます。550円の課金で、広告の非表示と4K動画撮影が可能となります。

盛れる・加工できるカメラアプリ

ここでは、セルフィーをきれいに仕上げたいときや、楽しい加工を加えたいときに活用できるアプリを紹介します。加工系アプリは中国・韓国のメーカーのものが多いですが、海外メーカーが気になる方向けに国産アプリも取り上げます。

Beauty Plus

BeautyPlusは、中国のMeitu社が開発した、豊富な加工機能を搭載したカメラアプリです。顔のパーツ補正、メイク機能、フィルター、スタンプなど、AI加工を含む多彩な機能が揃っています。ワンタップで肌をなめらかに補正する機能もあり、細かい設定が苦手な方でも手軽に使い始められます。

無料版は広告が表示されるほか、一部の機能に制限があります。データの収集範囲が気になる方は、位置情報などの権限を必要最小限に設定して使うと良いでしょう。

SODA

SODAは、韓国のSNOW社が提供する自撮りカメラアプリです。顔認識によるパーツ補正や豊富なフィルターで、実物に近い写りのまま、肌トーンや輪郭を整えられます。おまかせのナチュラル盛りでは、細かい補正を考えなくても自然に仕上げることができます。

AIコンテンツも搭載しており、顔診断や肌トーン診断が特徴的です。ヘアスタイルを自由に変えることも可能です。VIP課金では広告が非表示となるほか、新作フィルターやVIP機能が使えるようになります。

moru

moruは、プリクラで知られるフリュー株式会社が開発した、国産のカメラアプリです。自然に盛れるフィルター機能やメイク機能、スタンプ機能を備えており、広告なし・完全無料で使えるのが大きな特徴です。

moruは機能をあえて厳選しているため、操作がシンプルで、ナチュラルな仕上がりの写真を手軽に撮ることができます。海外メーカーのアプリに不安を感じる方や、広告表示が気になる方に向いているアプリです。

本格的な撮影ができるカメラアプリ

ここでは、プロ並みの機能を備えたカメラアプリを紹介します。設定を細かく調整できるものや、夜景・星空のような難しいシーンに対応するアプリ、柔軟な加工が可能なRAW(DNG)形式データに対応したアプリをまとめました。

Open Camera

Open Cameraは、Android専用のカメラアプリです。完全無料でありながら、マニュアルフォーカス・シャッタースピード・ISO感度・ホワイトバランスなどの細かい調整が可能で、RAW形式での保存にも対応しています。

アプリのプログラムを公開して共同開発する「オープンソース」形式で開発されているため、透明性が高く、プライバシー面の安心感があるのも特徴です。広告の表示はウェブサイトのみで、アプリ内には広告はありません。費用をかけずに本格的な設定を試してみたいAndroidユーザーに向いています。

夜撮カメラ

夜撮カメラは、夜景や夜空の撮影に特化したカメラアプリです。複数枚の写真を合成してノイズを低減する「コンポジット合成」技術を採用しており、三脚なしの手持ち撮影でもブレの少ない夜景写真を撮ることができます。星空・イルミネーション・花火などの撮影にも活用できます。

オート撮影のほか、シャッタースピードやISO感度のマニュアル設定も可能です。画像編集も、ワンタッチ補正から詳細編集まで行えます。基本機能は無料ですが、保存できる画像のサイズやRAWデータの保存に制限があります。

Lightroom Mobile

Lightroom Mobileは、Adobeが開発したカメラ・写真編集アプリです。モバイルアプリは無料で気軽に試せる一方、有料のパソコン版は、プロカメラマンにも広く利用されています。

撮影機能としては、AUTOモードやマニュアルモードがあり、RAW撮影にも対応しています。撮影後の編集機能が充実しており、明るさ・コントラスト・色温度・彩度などを細かく調整できるため、撮った後の仕上げにこだわりたい方に向いています。一部の編集機能および、クラウドストレージやパソコンとの同期機能を使うには有料契約が必要です。

カメラアプリを入れる前のチェックポイント3つ

カメラアプリの機能や仕様は、アプリごとに大きく異なります。無料で使える範囲、写真の保存先、求められる権限などを事前に確認しておくと、ミスマッチを防げます。一つずつ確認していきましょう。

無料範囲と広告

無料で使えると表示されているアプリでも、広告が表示されたり、一部の機能に課金が必要だったりするケースは少なくありません。試用期間のみ無料で、基本的には課金が必要なアプリもあります。インストール前に、無料で使える範囲を確認しておくことをおすすめします。

また、無料アプリでは広告が表示されるのが一般的です。課金で非表示にできる場合も多いため、頻繁に使う場合は、コストと使い勝手を比べて判断すると良いでしょう。

写真の保存先

撮影した写真がどこに保存されるかも、確認しておきたいポイントです。

ほとんどのアプリではスマートフォン本体のカメラロール(フォトライブラリ)に保存されますが、アプリ独自のアルバム内にのみ保存されるケースもあります。アプリ内に保存された写真は、アプリを削除すると一緒に消えてしまうことがあるため、別の場所にバックアップできると安心です。

また、保存先としてSDカードを指定できると、スマートフォン本体の容量を圧迫しません。特に大量の写真を撮る場合や、高画質の写真を撮る場合は、チェックすると良いでしょう。

自動保存の有無もアプリによって異なります。自動保存できれば、誤って写真を消すことなく安心です。自動保存がない場合は、良く撮れた写真だけを保存でき、容量を節約できます。

アプリの権限とデータの扱い

カメラアプリをインストールする際、カメラ・マイク・位置情報といった権限を求められることがあります。許可することで、アプリがスマートフォン内の機能や情報にアクセスできるようになります。

カメラアプリの場合、必須の権限は、基本的にカメラのみです。マイクは音声を含む動画を撮る際や、アプリ内で音声検索をする際に使いますが、これらを行わなければ不要です。位置情報は、写真に撮影場所を記録したいなら必要ですが、取得されたくない場合はオフにしておきましょう。

データの取り扱いについては、広告配信やエラー解析のために、スマートフォンのIDや利用履歴を収集する場合があります。また、AI加工を行うアプリでは、サーバー上で加工を行うために通信する場合もあります。

アプリストアの「アプリのプライバシー」や「データ セーフティ」欄で、収集されるデータの種類や、通信時の暗号化について確認できるため、気になる方は事前に確認してください。

目的に合ったカメラアプリで撮影を楽しもう

この記事では、カメラアプリを3つのタイプに分けて、合計8つのアプリを紹介しました。最後に、目的別のおすすめをまとめます。

目的おすすめアプリ
シンプルに撮りたいシンプルカメラ、StageCameraHD(iOS)
ナチュラルに盛れるセルフィーを撮りたいSODA、moru
しっかり加工・補正したいBeautyPlus
夜景や星空を撮りたい夜撮カメラ
細かい設定で本格的に撮影したいOpen Camera(Android)、Lightroom Mobile

どのアプリが合っているかは、撮影したいシーンや使い方によって変わります。さらに、端末との相性も使い勝手に影響するため、実際に試してみることが欠かせません。

まずは無料の範囲でじっくり試して、使い続けたいと感じたら課金を検討するのが現実的な進め方です。自分に合ったカメラアプリと出会えれば、日常の何気ない瞬間も、これまで以上に楽しく残せるようになるでしょう。

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