群馬県公立高校の入試の仕組みが分かりません…
群馬県公立高校の入試は、「前期選抜」「後期選抜」の2つに分かれています。
「前期選抜」と「後期選抜」の違いは何ですか?
入試科目が、3科目(英数国)なのが前期選抜、5科目(英数国理社)なのが後期選抜です。
内申点は何年生から評価されますか?
群馬県では、1年生~3年生まで全ての内申点が評価されます。
【2024年度】
群馬県公立高校入試日程
全日制課程選抜
- 願書受付
2月2日(金)・2月5日(月)
- 検査日
2月21日(水)
2月22日(木)
- 追検査日
3月6日(水)
- 合格発表日
3月5日(火)
前期選抜は、全ての高校・学科・学系・コースで実施されます。
募集枠は募集定員の10%~50%程度です。
例年、約8割の高校が前期選抜と後期選抜の募集人員はそれぞれ50%で、残りの約2割の高校のほとんどは後期選抜の募集人員を多くしています。
群馬県
公立高校の入試内容
群馬県の入試内容はどのようになっているのですか?
学力検査は、
前期選抜では、3科目150点
後期選抜では、5科目500点満点です。
この学力検査に加え、調査書・面接で合否が判定されます。
但し、学力検査と内申点の比率は、高校や学科によって異なります。
学力検査
前期選抜
国語 | 40分 | 50点 |
数学 | 40分 | 50点 |
英語 | 40分 ※リスニングを含む | 50点 |
面接 | 昼食後に実施 | ー |
前期選抜では、
国語/数学/英語の3科目のみで、それぞれ40分です。
後期選抜
後期選抜では、1日目が国語・数学・社会、2日目が理科・英語の試験です。
試験時間は各教科45~60分間の範囲で各高校が決めます。
各教科100点満点が基本ですが、特定教科の配点を1.5倍するなど、「傾斜配点」を実施している高校・学科・コースもあります。
調査書(内申点)
【中学1年の内申点】
- 9教科5段階の評定=45点
【中学2年の内申点】
- 9教科5段階の評定=45点
【中学3年の内申点】
- 9教科5段階の評定=45点
合計:45点+45点+45点=135点
群馬県では、中学1年生から3年生まで3年間の内申点が評価されます。
面接 / 作文 / 実技
群馬県では、全ての高校・学科において面接が実施されます。また、一部の高校・学科では、作文や実技が実施されます。
群馬県
公立高校の選抜方法
群馬県の選抜方法は、前期選抜・後期選抜で異なっています。
前期選抜
前期選抜では、3科目の学力検査・面接・調査書で合否が決まりますが、各項目の配点は高校によって定められています。
前期選抜
- 前期選抜の募集人員は、募集定員の10~50%を標準として各高校が決めます。
- 前期選抜では、国・数・英の3教科の学力検査(共通問題)を実施します。
- 一部の高校では共通問題に代えて、各高校が作成する総合問題(教科横断問題)を行います。
- 選考は、学力検査(または総合問題)、内申書、面接などの結果をもとに総合的に判定します。
- 「内申書:学力検査(または総合問題):面接など」の比重は、多くの高校が「6:3:1」や「5:4:1」など内申書を重視し、募集人員を複数の選抜や段階に分けて選考します。
- 前期選抜で合格とならなかった場合は、同じ高校を含め後期選抜で再度出願できます。
後期選抜
一般選抜では、5科目の学力検査・調査書・面接で合否が判定されます。
後期選抜
- 後期選抜の募集人員は、募集定員から前期選抜などの合格者数を除いた数となります。
- 多くの高校は定員の50%ですが、一部の高校をのぞき募集定員の60~75%を募集します。
- 後期選
- 抜では入学願書受付後に発表される志願状況を参考に、志願先の変更が1回できます。
- 後期選抜は5教科の学力検査を実施し、検査時間は各教科45~60分間の範囲で各高校が決めます(多くの高校が各50分に設定)。
- 選考は、おもに内申書と学力検査(500点満点)と、高校・学科・コースによっては面接などの結果を総合して判定します。
- 特定教科の配点を1.5倍するなど傾斜配点を実施する高校・学科・コースもあります。
- 「内申書:学力検査:面接など」の比率は各高校が決定します。「2:8:0(面接等実施なし)」、「2:7:1」、「3:6:1」など多くの高校が学力検査を重視して選抜を行い、普通科では約半数の高校が学力検査の比重を10分の8以上としています。
「学力検査・面接・調査書」の配点とは?
詳しい入試情報は、群馬県のHPをチェックしてみてください!
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