宮城県公立高校の入試の仕組みが分かりません…
宮城県公立高校の入試は、「第一次募集」「第二次募集」の2つに分かれています。
第二次募集とは何ですか?
第一次募集で募集定員に満たなかった高校のみ、「第二次募集」を実施します。
内申点は何年生から評価されますか?
宮城県では、1年生~3年生まで全ての内申点が評価されます。
【2024年度】
宮城県公立高校入試日程
第一次募集
- 検査日
3月5日(火)
- 追検査日
3月8日(金)
- 合格発表日
3月14日(木)
追検査は急病等やむを得ない事情により学力検査を受検できなかった志願者を対象として実施されます。
宮城県
公立高校の入試内容
宮城県の入試内容はどのようになっているのですか?
学力検査
国語 | 50分 | 100点 |
数学 | 50分 | 100点 |
社会 | 50分 | 100点 |
英語 | 50分 ※リスニングを含む | 100点 |
理科 | 50分 | 100点 |
学力検査は、5科目500点満点です。
試験時間は、各科目50分です。
調査書(内申点)
内申点は、選抜方法によって算出の仕方が異なります。
共通選抜
【中学1年の内申点】
- 5教科5段階の評定 =25点
- 実技4教科5段階の評定×2=40点
【中学2年の内申点】
- 5教科5段階の評定 =25点
- 実技4教科5段階の評定×2=40点
【中学3年の内申点】
- 主要5教科5段階の評定 =25点
- 実技4教科5段階の評定×2=40点
合計:65点+65点+65点=195点
宮城県では、中学1年生から3年生まで3年間の内申点が評価されます。
英数国理社の5教科と実技4教科で内申の配点が異なることに注意しましょう。
特色選抜
高校・学科・コースごとに決めた0.25から2.0倍までの換算率を各学年・各教科の5段階評定、実技教科4教科の場合は5段階評定の2倍にかけて内申点を算出します。
面接 / 作文 / 実技
各高校・学科・コースの特色に応じて面接や作文、実技検査などを実施します。
宮城県
公立高校の選抜方法
宮城県の選抜方法は、第一次募集・第二次募集で異なっています。
第一次募集
第一次募集では、すべての高校・学科・コースが、共通選抜と特色選抜の2通りの選抜方法で合否を判定します。
共通選抜
- 学力検査と内申書で選抜を行い、特色選抜は各高校・学科などの求める生徒像に照らし合わせて選抜します。
- 学力検査点と内申点の比重は、3:7から7:3の中から各高校が募集単位ごとに決めます。
- 体育や美術に関する学科では、実技の評価を選抜資料に加える場合があります。
特色選抜
- 特色選抜の審査対象者は、特色選抜の募集人数の120%から200%までの間で、各高校が決定します。
- 学力検査点は各高校が募集単位ごとに決めた、0.25から2.0倍までの換算率を教科ごとにかけて算出し、内申点、学力検査点と、高校によって実施する面接・実技・作文の得点の合計をもとに、内申書の記載事項もあわせて総合的に審査し選抜します。
- 出願できる高校は1人1校ですが、複数の学科・コースを併設している高校では第2志望が認められています。
共通選抜と特色選抜の募集割合は高校・学科・コースごとに異なり、共通選抜の募集割合は募集定員の50%から90%。特色選抜の募集割合は、募集定員の10%から50%です。
第二次募集
第二次募集の合否の判定は、調査書(又は調査書+面接)、実技、作文、学力検査のうち、実施した検査を加えて総合的に審査され、合否が決まります。
「学力検査・面接・調査書」の配点とは?
詳しい入試情報は、秋田県のHPをチェックしてみてください!
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