「努力」した分だけ点数を取れるのが「社会」
(その努力がたいへんなのですが…)
しかし、ちゃんと勉強をすれば
だれでも「高得点」をとれます!
自分には無理だとあきらめことなく
正しい勉強法を身につけ、高得点を目指しましょう。

初級者:50点をめざす!

テストで「20点~30点」の人は、まずは「50点」をめざす勉強をしよう。

  • 授業中に黒板の内容をノートに書く
  • テスト前に問題集を2回とく

この2つの勉強をすれば、だれでも「50点」取れます。

授業中は黒板の内容をノートに書く

先生が黒板に書いた内容をそのままノートに書き写しましょう。

【ポイント】

  • キレイに書くことではなく
  • 内容を理解しながら書くこと

テスト前は問題集を2回とく

学校で配られた問題集を2回解きます。(学校で配られた問題集がない場合は、市販で購入できる教科書ガイドをつかいましょう)

【ポイント】

  • 分からなければスグ答えを見る
  • 2回目は1回目にまちがえた問題のみとく

中級者:70点をめざす!

テストで「40点~50点」の人は、「70点」をめざす勉強をしよう。

  • 授業中に教科書を1回黙読
  • テスト週間までに教科書を5回黙読
  • テスト前に問題集を3回とく

この2つの勉強をすれば、だれでも「70点」取れます。

授業中に教科書を1回黙読

先生が説明するまえに教科書を1回黙読しておくと、先生の話す内容が理解しやすくなります。これは「能動的」に話をきくようになるからです。

(補足)人の脳は、受動的(一方的に話を聞いているだけ)よりも能動的(自分から話を聞く)なほうが、理解度・記憶への定着度が高まります。

テスト週間までに教科書を3回黙読

テストでは教科書の本文以外(図や脚注)からも出題されるため、教科書を読んで押さえておくことが大切。

【ポイント】

  • 図や脚注などの本文以外もよむ
  • 覚えようとしなくてよい
  • 全体の流れを意識する

また、事前に「インプット(=教科書を読む)」しておくと、問題集をといた時の記憶の定着度が高まります。

(参考)人の脳は、はじめて見ることよりも、「一度見たことある」ことに活発に反応します。そのため、事前に教科書をよんでいれば、問題集を解いたときに「前にみたことある!」と反応し、記憶によりいっそう残りやすくなるのです。

テスト前に問題集を3回とく

【ポイント】

  • 分からなければスグ答えをみる
  • 2回目、3回目はまちがえた問題のみとく

1回目、2回目でかんぺきに覚える必要はなく、「3回目で覚えよう」という気持ちが重要です。

(参考)人の記憶に一番定着する瞬間は、「思い出すとき」です。例えば、小テストなどで「あれ、この問題なんだったっけ~」と思い出しているときに記憶への定着が高まっています。ゆえに、2回・3回と問題集を解くことで「思い出す」ことを繰り返すと自然と記憶にのこっていくのです。

上級者:90点をめざす!

テストで「70点~80点」の人は、「90点」をめざす勉強をしよう。

  • 授業中に教科書を3回黙読
  • 先生が黒板に書かなかったことをノートに書く
  • テスト週間までに教科書を3回黙読
  • テスト前に問題集を3回とく
  • 暗記ペンで教科書を3回覚える

この2つの勉強をすれば、だれでも「90点」取れます。

授業中に教科書を3回黙読

中級者むけにも書いた通り、さきに教科書を読んでおくことで、先生の話を理解しやすくなります

(参考)理由は、能動的に話を聞いたほうが、理解度・記憶への定着度が高まるから。

先生が黒板に書かなかったことをノートに書く

先生は黒板には書かなくても重要なことを話すことがあり、よくテストにも出ます。

ですから、黒板の内容だけノートに書くのではなく、黒板に書かないことを聞き逃さずに話を聞きましょう。

テスト週間までに教科書を3回黙読

テスト範囲の教科書を3回黙読しましょう。

【ポイント】

  • 図や脚注など本文以外も読む
  • 覚えようとしなくてよい
  • 全体の流れを意識する

じぜんに教科書をよむことで、問題集をスムーズに解くことができ、理解度・記憶への定着度が高まります。

テスト前に問題集を3回とく

【ポイント】

  • 分からなければスグ答えをみる
  • 2回目、3回目はまちがえた問題のみとく

1回目、2回目でかんぺきに覚える必要はなく、「3回目で覚えよう」という気持ちが重要です。

(参考)人の記憶に一番定着する瞬間は、「思い出すとき」です。例えば、小テストなどで「あれ、この問題なんだったっけ~」と思い出しているときに記憶への定着が高まっています。ゆえに、2回・3回と問題集を解くことで「思い出す」ことを繰り返すと自然と記憶にのこっていくのです。

暗記ペンで教科書を3回おぼえる

テストには、教科書の図や脚注からも出題されます。

また、全体の流れを理解していなければ解けない問題もあります。

ですから、教科書を暗記することがとても大切です。

  • 暗記ペンで重要語をぬる
  • 赤シートで隠して覚える
  • 日にちをあけて3回くりかえす

さいごに

社会は勉強がニガテな子ほど点数を取りやすい科目です。
なぜなら、勉強した分だけ点数に結び付くからです。
そのためには、教科書の内容を把握し、問題集をといて重要語を暗記していく必要があります。
本記事では、レベル別の勉強法を紹介しています。次回のテスト勉強に向けてぜひ実践してみて下さい。