iPadでPDFに書き込めるの?」「アプリが必要?無料で使えるの?」と困っていませんか。

実はiPadの標準機能でも、PDFへの書き込みは十分可能です。簡単なメモや注釈だけなら、追加のアプリは不要かもしれません。ただし、たくさんのPDFファイルに書き込む場合や、PDFと他の情報をひとつにまとめたい場合など、状況によってはアプリがあると便利です。

この記事ではiPadの標準機能でPDFに書き込む方法と、快適に書き込むヒント、うまく書けないときのチェックポイントを解説します。さらに、ステップアップにおすすめのアプリを4つ紹介します。

iPadでPDFに書き込みたい方は、ぜひ参考にしてください。

iPadの標準機能でPDFに書き込む方法は2つあります。マークアップ機能メモアプリです。それぞれの機能でPDFに書き込む方法と、快適に書き込むヒント、うまく書き込めない場合のチェック項目についてお伝えします。

「マークアップ」で手軽に書き込む

マークアップ機能は、簡単なメモや注釈を書ければ十分な場合や、手早く書き込みたい場合におすすめです。使い方は、PDFファイルを開いて画面右上のペンのアイコンをタップするだけです。

画面下部のツールバーには、以下のツールが並んでいます。1度タップするとツールを選べて、もう一度タップすると太さや透明度を変更できます。色の変更はツールバー右側です。

  • ペン各種
  • 蛍光マーカー
  • 消しゴム
  • なげなわツール
  • ものさし

なげなわツールは斜線の入ったペンのように見えますが、用途は文字や線を囲んで選択することです。選択した文字や線に対し、移動や色の変更といった操作が可能となります。

ツールバー右端の「+」マークをタップすると、以下の機能も使えます。

  • ステッカー
  • テキスト入力
  • 署名
  • シェイプ(図形)

書き込み後は、右上の「完了」を押して保存しましょう。再編集も可能です。

メモアプリにPDFを貼り付けて書き込む

iPadに標準で入っているメモアプリでは、PDFと別にメモを書いたり、複数のPDFをひとつにまとめたりできます。PDFと他の情報を一緒に管理したい場合におすすめです。

PDFをメモアプリに貼り付ける方法は、以下の2つです。

  • PDFファイルを開く→共有アイコンをタップ→「メモ」を選択
  • メモアプリを開く→添付ファイルのアイコンをタップ→「ファイルを添付」をタップしてPDFを選択

貼り付けたら画面右上のペンのアイコンをタップすると、マークアップと同じように直接書き込むことも、PDFと別にメモを書くこともできます。PDFの部分を指で広げたり縮めたりして、メモと一緒に見ても便利です。

また、ツールバー左端の「A」と書かれたペンを選択すると、書いた文字が自動でテキストに整形されます。認識する言語は、ツールバーの右側で設定できます。

快適に書き込むヒント

PDFファイルへの書き込みは指でも可能ですが、快適に書くにはタッチペンやキーボードがおすすめです。

手書きで書き込む機会が多いなら、ぜひ専用のタッチペンを用意しましょう。スタイラスペンという名前で各社から発売されています。純正のApple Pencilなら間違いないですが、メモを取るだけならサードパーティー製でも大きな不自由はないでしょう。

一方で、長文を書き込みたい場合はキーボード入力も選択肢です。マークアップでもメモアプリでも、ソフトウェアキーボードでテキスト入力できます。手書きに負担を感じたら検討してみてください。

標準機能で困ったときは

iPadでPDFファイルに書き込んでいると、うまく書き込めない、動作が重い、突然停止した、などと困ることもあるかもしれません。そんなときは以下の順でチェックしてみてください。

まず、ペンツールは見やすい太さや色になっているか確認しましょう。あるいは、消しゴムやなげなわツールを選んでしまっていませんか。

スタイラスペンの状態はどうでしょう。きちんとペアリングされているか、充電が切れていないか確認してみてください。

PDFファイルに問題がある可能性もあります。保護がかかっていたり、ファイルサイズが大きすぎたりしないでしょうか。専用ツールで圧縮や分割を行い、サイズを縮小すると編集しやすくなるかもしれません。

iPad自体の状態はどうでしょう。アプリをたくさん開いていたり、長時間開いたままだったりしませんか。一度閉じたり再起動したりすると、メモリが解放されて軽くなる場合があります。ストレージが一杯になっていないか、OSバージョンは最新かどうかも確認ポイントです。

以上、PDFへの書き込みで困ったら参考にしてください。

勉強や仕事で頻繁にPDFへ書き込む場合は、iPadの標準機能では物足りないと感じることも多いでしょう。本格的に活用するなら、ノートアプリやPDF編集アプリを使うのがおすすめです。

ここではおすすめアプリとして、以下の4つを紹介します。どれでも取り込んだPDFに、手書きで自由に書き込めます。機能の豊富さや情報整理のしやすさなど、アプリによって異なる特徴を見ていきましょう。

  • Notability(無料/有料):録音機能が特徴的なノートアプリ
  • GoodNotes6(無料/有料):手書きに強いデジタルノート
  • OneNote(無料):無限キャンバスのデジタルノート
  • Adobe Acrobat Reader(無料):コメント入力に強いPDFアプリ

Notability|シンプル操作と録音機能

Notabilityは、録音しながら書き込めるのが特徴的なメモアプリです。PDFを見ながら講義や会議のメモを取るのにぴったりです。

録音しながら書いたメモは、再生時には薄い色で表示され、書き込んだ場面に来ると濃い色に変わっていきます。無料プランでも録音と書き込みが連動して記録されますが、有料プランでは録音の文字起こしも表示され、さらに振り返りやすくなります。

PDFを取り込む操作は、Notability上ではなく、PDFファイルを開いて共有アイコンから行うと便利です。共有アイコンからNotabilityを選択すると、新規ノートを作成するか、既存のノートに追加するかを選べます。追加したいページを指定することも可能です。

GoodNotes|高機能で人気の手書きノート

GoodNotesは、手書きに強いデジタルノートアプリです。以前はApple製品専用でしたが、最近はAndroidタブレットやWindows、ブラウザでも使えるようになりました。ノートは無料版なら3冊まで、有料版では無制限に作成できます。

GoodNotesのメリットは、手書きしたり画像を貼ったりと、紙のノート感覚で手書きを楽しめることです。また、有料版では手書き文字を検索でき、デジタルならではの便利さがあります。

PDFファイルは、新規ノートとして読み込んだり、既存のノートに「ページを追加」から差し込んだりできます。複数のPDFファイルをまとめてひとつのノートとして管理することも可能です。勉強や資料整理におすすめです。

【画像で解説】Goodnotes6の基本!プランや使い方を紹介
【画像で解説】Goodnotes6の基本!プランや使い方を紹介
目次Goodnotes6のプランと対応機種Goodnotesを使い始める前の準備これだけは!Goodnotesの初期設定3つGoodnotesでノートの作成と整理Goodnotesの書き方|基本6項目Goodnotesの便利機能3選|PDF・エレメント・検索基本を押さえてGoodnotesを使いこなそうGoodnotes6のプランと対応機種 Goodnotes6を使い始めるにあたり、気になるのは料金プランでしょう。個人向けプランを表にまとめました。 無料版は、Apple、Android、Windows、Web Editor(ブラウザ版)のすべてに対応しています。有料版は、Apple限定版のみ買い切りで、ほかはサブスクリプションです。また、それぞれ7日間の無料トライアルが設けられています。 無料(全プラットフォームで使用可能) 全プラットフォーム版 Apple限定版 Apple以外版(Android、Windows、Web Editor) 支払い形式 ー サブスク 買い切り サブスク 料金 ー 1,350円/年 4,080円 945円/年 無料トライアル ー 7日間 7日間 7日間 ノートの数 3冊まで 無制限 無制限 無制限 ノートの共有・エクスポート 〇(エクスポートは透かしが入る) 〇 〇 〇 ファイルの最大インポートサイズ 5MB Apple:無制限その他:250MB 音声録音 20分まで 無制限 無制限 ー AI手書き 〇 〇 〇 ー AI入力 × 〇 〇 ー 参考:Goodnotes6 料金|Goodnotes ※音声録音・AI手書き・AI入力は、Appleのみの機能(全プラットフォーム版でもAppleのみ使用可能) […]
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OneNote|Office連携が強みのデジタルノート

OneNoteは、Microsoft社が開発した高機能なデジタルノートツールです。WordやPowerPointといったOffice製品との連携と、ノートブック>セクション>ページの階層構造による情報整理が特徴的です。

OneNoteの各ページは大きさの制限がなく、広大なホワイトボードのように自由に書き込めます。PDFファイルも自由な位置に貼り付けて、上からメモを書いたり、周囲に書き込んだりできます。画像や録音を隣に貼り付けることも可能で、さまざまな情報を自由な形式で管理したい場合におすすめです。

OneNoteにPDFを挿入するには、貼り付けたいページを開き、画面上部の「挿入」をタップします。そして、「PDF」または「ファイル印刷イメージ」からPDFファイルを選択します。

【画像付き】OneNoteの便利な使い方を初心者向けに解説!
【画像付き】OneNoteの便利な使い方を初心者向けに解説!
目次OneNoteとはOneNoteのダウンロード方法OneNoteの基本構造と使い方OneNoteの便利な機能と使い方OneNoteを共有する方法OneNoteを使うメリットOneNoteのデメリットOneNoteの代替え無料アプリOneNoteの使い方をマスターして業務を効率化しようOneNoteとは OneNoteはMicrosoft社が開発した使いやすい無料デジタルノートツールです。普通のメモアプリより多機能で、文字だけでなく画像や音声も一か所にまとめられます。 大学生は講義ノートやレポート作成に、社会人は会議記録や企画などをまとめるのに活用できるなど、幅広い場面で役立ちます。自由な配置が可能で紙のノートのような使い心地ながら、検索や共有などデジタルならではの便利さも兼ね備えています。 OneNoteと他のOffice製品の大きな違いは、WordやPowerPointが外部向けの整った文書作成に使われるのに対し、OneNoteは自由な形式で情報を整理・共有するためのツールという点です。 社内での情報整理にはOneNoteを活用し、それをもとに社外向け文書を作成する際はWordやPowerPointを使うという組み合わせが効果的です。 OneNoteのダウンロード方法 OneNoteのダウンロードは無料で、Microsoftアカウントが必要です。お持ちでない方は、OneNoteのダウンロード過程で登録できます。 OneNoteのダウンロード方法を、以下のプラットフォームごとに解説します。 Windows Mac スマートフォン(iOS/Android) OneNoteは、スマートフォンやタブレットにもダウンロード可能です。ここでは、iOSとAndroidに分けて解説します。 iOSへのダウンロード方法 Androidへのダウンロード方法 OneNoteの基本構造と使い方 OneNoteは、以下の3つの階層でメモを管理できるのが特徴です。 それぞれの使い方について解説します。 ノートブック 「ノートブック」はOneNoteで情報を整理する一番大きな単位で、実物のノート1冊のようなものです。OneNote初心者は、まずは管理しやすいように1冊のノートブックから始めるのがおすすめです。 情報量が増えてきたり、プライベートと仕事を明確に分けたい場合には、新しいノートブックの追加を検討するとよいでしょう。 新しいノートブックの作成手順は、以下のとおりです。 セクション セクションはノートブック内で情報を体系的に整理するための中分類機能です。たとえば「英語の課題」というノートブックの中では、「1月」「2月」「3月」といった月別のセクションや「リーディング」「ライティング」「文法」といった学習分野別のセクションを作成できます。 セクションは、画像のとおりカラータブで表示されます。タブを追加したいときは「+」をクリックしてください。タブに名前を付けるときは、タブにカーソルを合わせて右クリックし「名前の変更」から可能です。 ページ ページはOneNoteで実際に内容を記録する作業スペースです。各ページには上部にタイトルを入力する欄があり、その下に自動的に作成日時が記録されます。ここに文字や画像、手書きメモなどさまざまな形式の情報を自由に配置できます。 OneNoteのページは紙のノートとは異なり、スクロールすれば際限なく拡張できるので容量の心配はありません。しかし、一つのページに情報を詰め込むと、必要な情報を探すのが難しくなるため、話題やテーマが変わるときには新しいページを作成するのがおすすめです。 新しいページを作成するときは、画像のとおり「ページの追加」をクリックします。作成したページには名前を付けられ「ページの追加」の下に作成したページ名が表示されます。 OneNoteの便利な機能と使い方 OneNoteは、無料で以下の機能が使えます。 それぞれ解説します。 テキスト入力 OneNoteでテキストを入力する方法は簡単です。ページ内の好きな場所でマウスをクリックすると、カーソルが表示され、すぐに文字入力が可能です。 文字を入力し始めると、入力したテキストの周りに自動的に枠が現れます。この枠は「ノートコンテナー」と呼ばれ、テキストを管理するための入れ物として機能します。 既存のテキストエリアから離れた場所をクリックすると、新しいノートコンテナーを作成可能です。複数のテキストブロックを自由に配置できるため、情報を見やすく整理できます。 手書き入力 OneNoteの魅力的な特徴の一つが手書き入力機能です。タッチスクリーンやスタイラスペン対応のデバイスを使用すると、紙のノートのように自由に文字やイラスト、図形などを描き込めます。 会議での素早いメモ取りや数式・図解の作成、ブレインストーミング時のアイデアの視覚化に最適です。手書き入力の方法は、以下のとおりです。 画像や外部ファイルの挿入 OneNoteでは、さまざまな形式の画像やPDF・Word文書などの外部ファイルを簡単に挿入できます。画像は自由に配置でき、上から手書きメモも追加可能です。外部ファイルは添付して参照でき、表示方法も選択できます。 異なる情報源を一か所にまとめることで、視覚的でアクセスしやすいノートが作れます。 画像や外部ファイルを挿入する方法は、以下のとおりです。 録音・録画の埋め込み OneNoteでは、音声録音や画面録画をノートに直接埋め込むことが可能です。会議や講義の内容を録音しながらメモを取ったり、操作手順をスクリーン録画で保存したりできるため、情報の取りこぼしを防げます。 音声録画の方法は、以下のとおりです。 録画方法は、以下のとおりです。 OneNoteを共有する方法 OneNoteの共有機能はさまざまなシーンで役立ちます。共同作業が必要な場面や、自分の整理した情報を他者と効率的に共有したいときなどです。OneNoteを共有することで、時間や場所を問わず複数人での情報アクセスや編集が可能になります。 OneNoteの共有方法は、以下のとおりです。 OneNoteを使うメリット OneNoteを使うメリットは、以下のとおりです。 それぞれ解説します。 情報管理に手間がかからない OneNoteは情報管理の手間を大幅に削減します。紙のノートでは複数冊を持ち歩く必要があり、一般的なメモアプリでもフォルダ分けなどの管理作業が発生します。 一方OneNoteでは、アプリ内に複数のノートブックを作成し、その中にセクションやページという階層構造を簡単に構築できるため、情報の整理に手間がかかりません。 […]
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Adobe Acrobat Reader|PDF操作の定番アプリ

Adobe Acrobatシリーズは、PDFの本家本元ともいえるアプリです。無料版のAdobe Acrobat Readerでは、PDFに手書き入力やコメント入力ができます。有料版ではPDF自体のテキストも編集可能です。

Adobe Acrobat Readerの長所は、PDFの文字そのものを認識しやすい点です。特に、選択したテキストに対する注釈やコメントの入力を得意としています

教科書や論文をじっくり読み込むときや、報告書や企画書の内容を確認するときは、どの文言に対して何を書き込んだか明確にしておきたいものです。フリーハンドでの書き込みだけでなく、テキストを選択して書き込みたい場合はAdobe Acrobat Readerがおすすめです。

iPadでPDFに書き込む方法について、標準機能とおすすめアプリをお伝えしました。

一番手軽に書き込めるのは、標準機能のマークアップです。メモアプリでは、PDFとメモを同時に管理できます。使い方に応じて、スタイラスペンの購入もおすすめです。

さらに機能を求めるなら、専用アプリを検討しましょう。録音と同時にメモできるNotability、デジタルノートアプリのGoodNotesやOneNote、PDF編集に特化したAdobe Acrobat Readerなどから選択できます。用途に合わせて選んでみてください。

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