共通テストのポイントとは?

共通テストとは、大学進学を志望する方を対象に、独立行政法人「大学入試センター」が主だって作成したマーク方式の試験です。試験は毎年1月半ばに2日に渡って行われます。国公立大学の一般選抜受験者は、原則共通テストの受験が必要です。また、私立大学においても、共通テストの結果を利用できる受験方式があるため、多くの受験生にとって避けられない試験といっても過言ではありません。

共通テストで高得点を獲得するためには、押さえるべきポイントがいくつかありますので、そのポイントを解説していきます。

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1.時期によって適切な対策を

受験対策を始める時期によって学習すべき内容が異なりますので、高校1・2年生と3年生に分けて解説いたします。

高校1・2年生

英語・国語・数学の主要3教科を特に大切にしましょう。英語・国語の言語科目は、単語・文法の暗記、数学は1回1回の授業を大切に、予習・復習を徹底しましょう。高2の3月までに「英語・国語は、単語・文法が完成していること、数学は単元学習が終了していること」が望ましいため、特に理系進学を考えている方は予習が重要です。通っている学校のカリキュラムによっては、高3の夏まで単元学習を行うケースがありますが、これでは受験対策に割ける時間が少なくなってしまいます。

高校3年生

「苦手科目」「志望大学の配点が高い科目」どちらかから対策を始めましょう。国公立大学志望の場合、多くの方が5教科7科目での受験、さらに2025年度からは情報科目が加わり、6教科8科目での受験となります。この数ある科目から取り組む優先順位を決めようとしたとき、「伸びしろが大きい科目」「志望大学合格に有利な科目」から取り組むことが重要です。

2.過去問対策

過去問は、高3の11月ごろから取り組むと良いです。科目によって異なりますが、一週間に1回分、本番までに8~10回分取り組めれば十分です。過去問対策で重要なことは「適切な時間配分に慣れること」です。特に共通テストは、問題数が多く時間不足になりがちです。どの科目も3-5分ほど見直しの時間を確保できるような時間配分で取り組みましょう。

3.科目別の勉強方法

科目別の勉強方法として「言語科目」「理系科目」「文系科目」の3つに分けて解説します。

言語科目(英語・現代文・古典)

まずは単語と文法をしっかりマスターすることから始めましょう。短時間でも良いので、接触回数を増やすことが大切です。単語帳・文法書を1冊ずつ完璧にすることが、最初のステップです。
次に、文章を正確に理解するための解釈の勉強が必要となりますが、これは学校の教科書では対応できないことが多いです。そのため、解釈学習用の参考書を一冊用意することをお勧めします。
ここまでを終えて、初めて長文読解に挑戦できるようになります。
また、特に英語は、速読・リスニングも重要なので、どちらも「シャドーイング」という方法で対策が可能です。

理系科目(数学・物理・化学)

まずは、教科書などを用いて単元別に範囲学習しましょう。範囲学習とは、公式や定理を理解し、基本的な考え方を学ぶ、問題を解くための事前準備です。公式を覚えることは重要ですが、それ以上に、導出過程や公式が使える適応範囲まで含めた理解を深めることが大切です。ある程度理解が進んだ段階で、解法暗記のステップに入ります。ここでは、各問題に対するアプローチ方法を押さえ、頭の中に解法の引き出しをたくさん作っていく学習を行います。具体的には、網羅性の高い(様々なパターンの問題がある)参考書を用いて、アウトプットの演習を繰り返します。ここまで終えて、初めて過去の入試問題など、実践的な問題にチャレンジできるようになります。

文系科目(地歴公民・化学・生物)

基本的には暗記科目ですが、ひたすらに教科書を丸暗記ではあまり効率が良くありません。まずは、教科書などをさっと読み、全体像を押さえましょう。この時点では、細かな情報を覚える必要はありません。次に、全体像が見えてきたら、基礎的な問題集に取り組みましょう。問題を解くことで、最初に確認した全体像に詳細な内容を定着させることができます。また、正誤問題では、丸付けだけではなく、正誤の理由まで押さえると成績アップにつながります。

4.家庭教師GIPSの指導

  1. 科目別の勉強方法
  2. 過去問対策
  3. 入試までの学習計画
  4. 志望校の入試情報

など、一人ひとりに合った学習スケジュール・勉強のやり方を作成します。正しい勉強のやり方を身につけることで、次第に自分自身でも対策を考え、学習が進められるようになります。

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よくあるご質問

A. 入会費・退会費などはございません。月々の料金は、こちらのページをご参照ください。

A. 可能です。科目数によって料金が変わることはなく、担当講師と自由に決められます。

A. 振替やキャンセルは、担当講師と自由に相談できます。キャンセル料金は、こちらのページをご参照ください。