初めてオンライン授業をするけど、どのアプリを使えばよいか分からない…
ZoomやSkypeなど、どれを選べばよいか悩みますよね。

この記事では、オンライン授業をするためのおすすめアプリを解説します。先生の授業スタイルや目的によって選び方が異なりますので、ぜひ参考にしてみてください。

オンライン授業アプリとは、インターネットを介して教育を提供するためのアプリケーションのことです。これらのアプリは、教師と学生が遠隔地にいても、ビデオ会議、チャット、教材共有、課題提出などの機能を使って授業を行うことを可能にします。例えば、Zoom、Skype、Google Meet、Microsoft Teamsなどがあります。

オンライン授業アプリは、以下のような特徴を持っています。

  • ビデオ会議機能: 教師と学生がリアルタイムで顔を見ながらコミュニケーションを取れる。
  • 教材共有: ファイルや資料をアップロードし、学生がダウンロードできる機能。
  • 対話ツール: チャット機能やディスカッションボードなど、対話を促進するツール。

オンライン授業アプリの利点には、場所の制約が少ない、柔軟な学習スケジュールが可能、様々な教材へのアクセスが容易などがあります。一方で、インターネット接続具合や個々の学習環境の違いなど、いくつかの課題も存在します。

無料で使えるオンライン授業アプリには、以下のようなものがあります。※一部のアプリは、機能によって無料版・有料版に分かれています。

Zoom

コロナ禍に広く使われるようになったので、ご存じの方も多いかと思います。Zoomは、機能によって有料版もありますが、40分までは無料で利用できます。どのアプリも「画面共有」する機能がありますが、お互いの画面から書き込みができるのは、Zoomだけですので、生徒と書き込みながら授業をしたい場合は、Zoomがおすすめです。

【2024年最新】Zoomの無料・有料プランの違いを解説
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目次2022年7月に使用変更無料・有料プランの比較表無料プランで使える機能有料プランで使える機能使用目的別のおすすめプランZoomの無料・有料プランのまとめ2022年7月に使用変更 Zoomは、2022年7月15日から、無料プランだと40分の時間制限が課されるようになりました。これは、1対1のミーティングでも課されるので、どんな場面でも、40分以上の長時間利用したい場合は、有料プラン(月額およそ2,000円)にアップデートする必要があります。 無料・有料プランの比較表 無料プランでは40分の時間制限がありますが、有料プランでは30時間(実質無制限)まで使えるので、あらゆる場面で時間を気にせず利用することができます。 機能 無料版 有料版 月額料金 0円 2,125円 時間制限 40分 30時間 録画・録音 ローカル保存 クラウド保存ローカル保存 共同ホスト機能 ✕ 〇 投票機能 ✕ 〇 有料プランの場合、月額およそ2,000円ほどですが、年間プランでは月額プランよりも安くなります。詳しい料金は公式サイトを参考にしてみてください。 無料プランで使える機能 無料プランでも40分の時間制限があるものの、会議や授業をするための基本的な機能を備えています。主に、以下のような機能があります。 ビデオ会議 ミーティングをしたりオンライン授業などのビデオ会議に利用できます。無料プランでは、40分の時間制限がありますが、ビデオ会議を行うための基本的な機能は利用できます。 チャット機能 ミーティング中にテキスト、画像、ファイルを共有できます。また、ミーティング外でも、LINEのように連絡先を交換した相手とのチャットができ、画像・PDF・動画などのファイルを共有できます。 バーチャル背景 ミーティング中の背景をぼかしたり、仮想背景に設定することができます。Zoomオリジナル画像から背景を変更することもできますし、自分の画像フォルダから選択することもできます。 ホワイトボード機能 ホワイトボードに文字を書き込んだり、ミーティング参加者との画面共有に使うこともできます。オンライン授業では、生徒への解説に利用できます。 ブレークアウトルーム 複数人が参加するルームを個別ルームに分割して、個別に会話できる機能です。オンライン授業の場合だと、複数の生徒が参加するルームと個別に質問するためのルームを分けられるイメージです。 有料プランで使える機能 月額およそ2,000円の有料プランでは、下記のような機能を追加で利用できます。 クラウド保存 Zoomでは、会議や授業画面を録画することができます。無料プランでもローカル保存はできますが、有料プランでは、クラウド保存もできます。 クラウド保存のメリットとしては、アクセスの利便性、簡単な共有、自動バックアップ、そしてデバイスのストレージ容量を消費しない点があります。 共同ホスト 共同ホスト機能があると、ミーティング主催者は他のユーザーにホスト権限を共有できます。共同ホストは、ミーティング中の参加者の管理、画面共有の制御、ミーティングの録画などの様々な操作が可能になります。この機能は、ミーティングをより効率的に管理し、特に大規模な会議や複数のプレゼンターがいる場合に役立ちます。 投票 投票機能は、ミーティングやウェビナー中にリアルタイムのアンケートを作成し、参加者からの即時フィードバックを収集するために使用できます。この機能を使用すると、ミーティング主催者は複数選択または単一選択の質問を設定でき、参加者はミーティング中にこれらの質問に回答することができます。結果は主催者にリアルタイムで表示され、必要に応じて参加者と共有することも可能です。投票は会議のエンゲージメントを高め、参加者の意見や知識を確認するための有効なツールとなります。 使用目的別のおすすめプラン Zoomの無料と有料プランは、使用目的や必要な機能によってお選びください。 無料プランのおすすめ使用シーン 有料プランのおすすめ使用シーン Zoomの無料・有料プランのまとめ 本記事では、Zoomの無料・有料プランについて解説しました。オンライン会議や授業を行う上で、基本的な機能は無料プランでも十分に備えていますが、40分の時間制限があります。時間を気にせずZoomを利用したい場合は、有料プランへのアップデートを検討されると良いです。
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Zoomの特徴は、以下のようなものがあります。

  • ビデオ会議の品質: 高解像度のビデオとオーディオを提供し、安定した接続で知られています。多数の参加者がいても、品質の低下が少ないです。
  • 使いやすさ: インターフェースが直感的で、Zoomを初めて使用する人でも簡単に操作できます。ミーティングの開始、参加、管理が簡単です。
  • 大規模なミーティング: 無料プランでは最大100人まで、有料プランでは500人以上の参加者をサポートするミーティングを開催できます。
  • 画面共有機能: PowerPointや画像・PDFファイルなどをリアルタイムで共有できるため、教材を用いた授業も行えます。また、共有した画面にお互いに文字の書き込みも行えます。
  • 録画機能: 授業画面をローカルデバイスまたはクラウドに録画し、後で参照できます。
  • バーチャル背景: 実際の背景を隠して、バーチャルな背景画像やビデオを設定できます。
  • セキュリティ: パスワード保護、待機室、ミーティングのロックなど、セキュリティ対策が充実しています。
  • チャット機能: ミーティング中のリアルタイムチャットや、ミーティング外でのメッセージ交換が可能です。LINEのチャット機能のようなイメージです。
  • ウェビナーとイベントの開催: 有料プランではウェビナー機能を使用し、大規模なオンラインイベントを実施できます。
  • 統合と互換性: 他の多くのアプリやサービス(GoogleカレンダーやMicrosoft Outlook)との統合が可能です。

Skype

Skypeは、Microsoftが提供する通信アプリケーションです。無料版でも1日10時間まで使えるので、Zoomとは異なり、時間を気にせずオンライン授業を行えます。Zoomとの違いとして、「ホワイトボード機能がないこと」「相手画面からは書き込みができないこと」の2点があります。ただし、ホワイトボードに関しては、他のアプリ(Miro:https://miro.com/ja/)などで代用できます。なので、先生だけが画面共有をして授業(解説など)を行いたい場合は、時間を気にせず使えるSkypeがおすすめです。

Skypeは、以下のような特徴を持っています。

  • ビデオと音声通話: 高品質のビデオと音声通話を提供し、世界中のユーザーとのコミュニケーションに利用できます。
  • 無料通話: Skypeユーザー間の通話は無料です。これにはビデオ通話、音声通話、インスタントメッセージングが含まれます。
  • グループ通話: 複数の人と同時にビデオや音声通話を行うことができます。複数人でのオンライン授業にも利用できます。
  • 画面共有機能: PowerPointや画像・PDFファイルなどをリアルタイムで共有できます。
  • メッセージ: メッセージ、画像、ビデオ、ファイルを共有できます。

Google Meet

Google Meetは、Googleが提供するビデオ通信サービスです。普段の業務で他のGoogleアプリを使用している場合は、Google Meetの利用もおすすめです。

Google Meetは、以下のような特徴を持っています。

  • 高品質のビデオ会議: Google Meetはクリアなビデオとオーディオ品質を提供し、大人数の会議でも安定した通信が可能です。
  • アクセスのしやすさ: Google Meetはブラウザベースで動作するため、専用のソフトウェアをインストールする必要がありません。Googleアカウントを持っていれば、簡単に会議を開始または参加できます。
  • 大規模なミーティング: 無料プランでは最大100人までの参加者をサポートし、有料プランではその数をさらに増やすことができます。
  • 画面共有機能: PowerPointや画像・PDFファイルなどをリアルタイムで共有できます。
  • チャット機能: 授業中にメッセージを交換できるチャット機能があります。
  • 自動字幕: Googleの音声認識技術を利用したリアルタイムの字幕機能があり、アクセシビリティを高めます。

Microsoft Teams

Microsoft Teamsは、Microsoftが提供する通信のためのプラットフォームで、以下のような特徴を持っています。

  • ビデオ会議とオーディオ通話: 高品質なビデオ会議とオーディオ通話機能があります。
  • チャット機能: リアルタイムチャットを行うことができ、個別の会話からグループチャットまで対応しています。
  • ファイル共有と共同作業: Microsoft Office文書をチーム内で共有し、リアルタイムでの共同編集が可能です。
  • 統合されたOffice 365アプリ: Word、Excel、PowerPointなどのOffice 365アプリとの統合があり、アプリ内で直接ドキュメントにアクセスして作業できます。

補助ツールを用いることで、より効果的なオンライン授業を行うことができます。

ホワイトボードアプリ

Zoomは、独自のホワイトボード機能を持っていますが、その他のアプリにはホワイトボード機能がないので、ホワイトボードアプリを併用することで、画面共有+板書しながらのオンライン授業を行えます。

以下のアプリは、全て無料で利用できますので、好みに合わせて選ぶと良いです。

【2024年最新】無料で使えるホワイトボードアプリおすすめ5選
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目次ホワイトボードアプリとは?ホワイトボードアプリおすすめ5選ホワイトボードアプリの選び方無料で使えるホワイトボードアプリのまとめホワイトボードアプリとは? ホワイトボードアプリは、デジタル上で使えるアプリケーションです。これらのアプリは、主にアイデア共有や説明・板書のために使用されます。実際のホワイトボードと同様に、アプリ上で手書きのノート、図、スケッチを作成できますが、デジタルの利点を活かして、さまざまな追加機能が提供されています。例えば、複数のユーザーがリアルタイムで共同作業を行う機能、テキストや図形の挿入、データの保存と共有、さらにはビデオ会議システムと統合する機能などがあります。 ホワイトボードアプリは、教育、ビジネス会議、プロジェクト管理、リモートワーク、さらには個人的な使用に至るまで幅広い用途で活用されています。スマートフォン、タブレット、パソコンなど、さまざまなデバイスから利用できます。 ホワイトボードアプリおすすめ5選 Miro:多機能でビジネスでも使える 手書き入力 〇 テキスト入力 〇 図形 〇 付箋(メモ) 〇 テンプレート 〇 画像の挿入 〇 動画の挿入 〇 共有(共同編集) 〇 Miroの機能 Miroは、ビジネス向けの多様なテンプレートもあり、アイデアのブレインストーミング、プロジェクトの計画、ユーザーエクスペリエンスのデザイン、教育の用途など、幅広いシーンで利用されています。リモートワークや分散チームの共同作業において、特に効果的なツールです。 また、ZoomやSlackなどのアプリとも連携できるので、複数のアプリを使用した作業をする方などにもおすすめです。 Zoom:Zoomユーザーにおすすめ 手書き入力 〇 テキスト入力 〇 図形 〇 付箋(メモ) 〇 テンプレート 〇 画像の挿入 〇 動画の挿入 ✕ 共有(共同編集) 〇 Zoomホワイトボードの機能 Zoomアカウントをお持ちであれば、無料でホワイトボードを利用できます。ミーティング中はもちろん、ミーティング外でもホワイトボードを使えるので、Zoomユーザーにはおすすめです。 文字が書きやすく、シンプルなデザインで直感的に操作できるので、ビジネスから教育など幅広いシーンで活用できます。 One Note:デジタルノートとしても使える 手書き入力 〇 テキスト入力 〇 図形 ✕ 付箋(メモ) ✕ テンプレート […]
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Google Classroom

Google Classroomは、Googleが学校向けに開発した無料のWebサービスで、課題の作成、配布、採点をペーパーレス化、簡素化することを目的としています。このアプリを活用することで、教師と生徒との間でファイルを共有する過程をスムーズに行えます。

Google Classroomは、以下のような特徴があります。

  • 課題管理: 教師は課題を作成し、締め切りを設定し、生徒への配布と提出状況を確認できます。
  • クラスルームの組織化: 用途に合わせて複数のクラスを作成でき、各クラスに教材、課題、アナウンスメントなどを投稿できます。
  • リアルタイムのフィードバック: 教師は生徒の課題にコメントをつけてリアルタイムでフィードバックすることができます。
  • 授業資料の共有: 教材などの資料を簡単にアップロードでき、クラスメンバー(生徒など)と共有できます。
  • 生徒の進捗管理: 生徒の課題提出状況や成績、進捗状況などを管理できます。

先生の授業スタイルによって、おすすめアプリが異なりますので、目的に合わせてお選びください。

生徒に書き込んでほしいならZoom

オンライン授業アプリでは、PCやタブレットなどの画面を相手と共有することができます。つまり、先生の画面上にある教材ファイル(画像やPDFなど)を生徒にも見せることができます。

さらに、どのアプリでも共有した画面に文字を書き込むことができますが、Zoomだけは、相手画面からも書き込むことができます。なので、先生と生徒でお互いに書き込みながら授業をしたい場合は、Zoomがおすすめです。ただし、無料版では40分の時間制限があるので、その点も踏まえて選ぶと良いです。※Zoom有料版(月額およそ2,000円)は、実質無制限(1回30時間)で利用できます。

先生が板書するだけならSkypeなど

生徒が書き込む必要がなく、板書形式で先生のみが書き込めれば良いという場合は、Skypeなど他のアプリがおすすめです。Zoomとは異なり、無料版でも時間を気にせず利用できるので、経済的な負担をおさえることができます。

ただし、Zoomのような独自ホワイトボード機能はないので、Miro(https://miro.com/ja/)などのホワイトボードアプリを併用する必要があります。

本記事では、先生向けのオンライン授業アプリのおすすめを解説しました。

用途や目的によって選び方は異なりますので、先生の授業スタイルに合わせて、オンライン授業アプリを活用してみてください。