できるようになりたい。
それは勉強だったり、スポーツだったり、芸術だったり。
その気持ちが少しでもあるなら、これを意識すればきっと視界がひらけるでしょう。
認める事から全てが始まる
どんなことも始めるときは何かしらの「苦痛」が伴います。
私の大学受験の話をしましょう。
「やればできる」と言い続けて赤点まみれで高1、高2時代を過ごしました。3年生になり受験生となったときにも、「俺はやればできるから、みんなと同じようにやればなんとかなる」と思い続けられるほど楽観的で傲慢な学生でした。
今では生徒に勉強を教えられるようになった私ですが、実はもともとすごく頭の悪い子だったのです。
当然大学受験は大失敗し、浪人する事が決定しました。余裕で合格するだろうとギリギリまで思っていたので、浪人が決定したときは、ものすごくショックを受けました。
そのとき初めて「あれ?俺って勉強できないんじゃない?」って思い始めました。確かに高校にも推薦で入学して、まともに試験勉強なんてしてこなかった。当然です。
これに気づいてから、私は「自分は勉強にまともに向き合ってこなかった弱い人間なんだ。なんとかしなきゃいけない。」
こうして、浪人時代は自分の弱さを認めて、ひたすら勉強に打ち込みました。365日ほぼ全てを勉強に充てました。
結果としてなんとか志望校に合格する事ができました。
現在地を見極める
かといって悲観的になれといっているわけではありません。
「今現在の自分がどうなのか」という現実をしっかり直視しようという意味です。
定期テストの勉強ひとつをとってもそうです。
まずは自分がどの問題が解けていてどの問題が解けていないのか把握する。勉強に伸び悩む生徒の多くはここで、問題が解けていないことを直視せず、できたことにするもしくは、どうせ解けないもんだと諦めてしまいます。
今現時点では解けていないことを認める。その上で次に必ず解けるように試行錯誤する。
このプロセスが試験勉強にとってもっとも尊いことなのです。
伸び悩むみなさんは、一度自身の勉強を振り返り考えてみてはいかがでしょうか。きっといい結果がついてきますよ!